2013前半で一番印象的だったお店「粟」、奈良・大阪・京都・名古屋その1

2017-03-02

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5月に、私の両親(途中から弟)と旦那さまで関西方面へ
今回は、両親の酒蔵訪問にちょっぴり便乗して行きました

もちろん、今回も車で~
朝の4時30分ごろ東京を出発!

まず目指したのは、奈良にある「粟」さん
どうしても行きたかったお店です

メニューはコースのみ、完全予約制で20名限定という難関
なんとか4名の席を確保、3500円のランチを事前に予約しておきました

予定時間よりも少し早めについたので周辺をお散歩
たまたま訪れたお寺が、日本清酒発祥の地!やっぱり日本酒にはご縁があるんだな~と

せっかくなので中も見学

そうこうしているうちに予約時間
ちなみに、奈良駅から徒歩ではいけません

タクシーか自家用車のみ

山の中にあるのでアクセスは不便ですが、その分自然がいっぱい

緑豊かなアプローチにどきどき

今回は写真がとても多いですが、記録用に

お店までに行く途中に何とヤギさんに遭遇(笑)
粟さんで飼われているそう

放し飼いですが、悪さはしません!

かわいい子どものヤギも♪行く前から癒されます

レストランは見晴らしいのいい場所にあり
ロケーションが素晴らしい

かなり急斜面をあがっていくので、ヒールの方は要注意

お店の中は天井が高く、風が抜けて気持ちいい

ゆったりとした空間です

いろんなところに、実際にお料理に使われるお野菜が!
こう見るとオブジェみたい

お料理は一品ごとに、使われているお野菜をもってきて説明してくださいます
コースでは、なんと50種類以上の大和野菜が使われているそう!

奈良でしか味わえません

まずは、濃厚なブルーベリージュースからスタート

前菜は、4種類
左上 もっちりとした食感のたかきびのパイ包み
左下 紅丸大根のベーコン炒め
右上 山菜いたどりの卵とじ
右下 わけぎとあげの炒め物

それぞれの特徴をいかした前菜たち
個性があって、どれも美味しい

さて次はこちら!!

そう、コンニャクイモです
実際に目の前に置かれて食べると、気分があがりますね!

小さいもの、大きいもの いろいろ

手作りこんにゃくの木の芽味噌
紅芯大根と野生の三つ葉、わさび菜を添えて

木の芽の香りがふわっと口の中に広がります

色鮮やかな煮物も!
生麩と紫キャベツ、今市カブ、しいたけ、かぼちゃ、
大和丸ナス、にんじん、小松菜、粟餅の上に
とろりとした吉野葛のあんが

一つひとつ、それぞれにあった食感で仕上げられていて感動!

これは、初めて見た仏拳芋、ごつごつとした見た目が特徴的

仏拳芋と山芋をすって旬の野菜をまぜて陶板で焼いたメニュー
ふわっふわで不思議な食感!

赤みずな、きぬさや、ゆるかぶ、
シメジににんじん、新玉ねぎとホウレンソウも♪

ポン酢とお塩でいただきます

次のお料理はお花と

こちらの素麺かぼちゃを使用

ちょっとずつがうれしい!

ラスタチウムなどのお花の下には、
帆立のカルパッチョ、フェンネル、ルッコラ、春菊も

こういう食べ方もあるんですね

見た目も味も大満足

素麺かぼちゃは、しゃきしゃきとした食感が最高
右は赤わらび

日が降り注いで、とっても素敵な時間♪

食べてる間にもヤギさん登場(笑)

揚げ物は、もっちりとした粟の包み揚げや
ほんのりとした甘さが美味しい干し柿、
ウドの若葉などを抹茶塩でいただきます

ここにいると、時間を忘れてしまいそう

最後のご飯

食べ応えのある、黒米のまぜごはん
お漬物は、セリと菜の花で香りが豊か

手作りゆかりも美味しい♪

もちろんデザートもついてます

粟のぽんがしがのったチーズケーキに
さわやかな味わいの人参のシャーベットなど

最後はゆっくりとアイスコーヒーをいただきながら

お野菜メインですが、父も旦那さまも満足した様子
一つひとつのアプローチがすごいですね

ロケーション、食材、お味、雰囲気
どれをとってもここにしかないもの

2013年前半で、一番印象に残ったお店となりました
奈良を訪れたら、絶対に寄りたい一件です

さてさて、まだ旅は始まったばかり!続きます

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