直感を信じて訪れたら、素晴らしい紅麹麺に出会ったお話♪2019タイ(バンコク一人旅)その14

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いろいろと食べたいけれど、旅では食事の回数が限られてしまうもの
だからこそ、失敗はしたくないとリサーチするタイプ

もちろん本やブログ、SNSなども活用するけれど
ほとんどそういった場所ではアップされていない
お店を訪れることもあります

何度も訪れた土地では、自分の勘を信じるのみ

今回は、バンコクの中華街、ヤワラーで
どうしても気になるお店をグーグルマップ上で発見

口コミ数も少ないし、日本語の情報はもちろんナシ
ただし、大好きな客家料理がいただけることと
家庭的な雰囲気がどうしても気になってしまったのです

大通りを抜けて、細い路地に入ると
「ร้าน ยกฮั้ว」はありました

お店というより、家の一部をレストランにしている感じで
チェック柄のテーブルクロスが敷かれた円卓には
パイプ椅子があるだけ

訪れた際は、大人数の家族の集まりがあったようで、
一瞬無理かな?と思ったのだけど、
なんとか端に席を作っていただけました

客家料理といえば、 梅干扣肉 !!!
このうまみたっぷりの梅干菜が大好きで
家でも梅干菜を使ったお料理をよく作るほど!!

しっかりとした味付けも、これまた好み
見た目より脂っこくありません

お店の方おすすめのシュウマイ?
というよりは、大根もちに少し近い

お店のオリジナルだそうで、
もちもちっとしていて、あっさりジューシー
ソースにつけていただくと、これまた美味

湯葉にお肉を包んで、パリッと揚げたお料理は
食感が最高です!!

そして・・・こちらのお店の一番人気は
紅麹を使ったオリジナルの炒め麺

麺はセンミー使用です
これが!!!!一瞬ピンク色で味が濃そうなのですが衝撃のお味

細いセンミーに、紅麹と干しイカのうまみが絡みつく・・・
そこにシャキシャキとした食感の
さやえんどうが非常にいい仕事をしているんです

紅麹、こういった使い方があったのか!!と
新しい発見でもありました

発酵&客家料理の素晴らしさを堪能

あまりに美味しすぎて・・・
実は日本に帰ってから、この料理を独自に研究(笑)

客家料理はもともと家でよく作っていたので
(↑中華の中でも特に客家料理好き)
調味料もあるし、味の構成のイメージもある程度ついていました

結果・・・自分的にですが(笑)高いパーセンテージでの再現に成功!!
というのも、台湾にいるお友達から、
以前、素晴らしい紅麹醬をいただいて使っていたのです
(紅麹がないと、このお料理はできません)

さらに、タイから生センミー(←細い生麺)を持ち帰り

実はここにたどりつくまで、何度も何度も試作し、味を確認!!
毎食、ランチはこの炒め麺でした(笑)
↓こちらの写真は、私が作った紅麹炒麺

生のセンミーを使っているのが、やっぱりタイの客家料理ですよね

他の国では、絶対に味わえないオリジナルの紅麹麺に大感動!!
紅麹はチャーシューやチャーハンに入れても美味しいし
本当に素晴らしい発酵食だな~と思います

日本ではなかなか手に入らないのが難点だけど、
調べたら、札幌に紅麹ばかりを使ったお料理を出す専門店がありました!
これはぜひとも行ってみたい!!!
↑近々、絶対に行きます!!

「ร้าน ยกฮั้ว」 は、かなりローカルな雰囲気&客家料理なので、
王道のタイ料理を食べたい!!
という方には向かないかもしれないけれど
タイ中華大好きな私にとっては、大ヒットでした!!

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